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エアージェルネイル 簡単デザイン練習 ⑤
フラワーネガポジエアーネイルデザインのやり方
5つ目のデザインは
ポジ・ネガ を使った フラワーデザイン
です。
3つ目にしたデザイン、
ポジのフラワーネイルとは全く違ったフラワーを使い、
オペイクのホワイトで ポジ ネガ を重ねたネイルと
1本の指には ポジのみで重ねた2種類を描きます。
紙の練習で、
カーブライングラデーションをしっかり練習していれば、
ステンシルシールを使ってるので簡単に出来ます。
このデザインでは、
エアーネイルをしていく上の応用がいろいろ入ってまして
カラー ポジ・ネガ 重ね
と、
かなりの応用の練習になりますので、
カラーを変えてみたり、
ホワイトオペイクをベースに色を重ねてみたり、
ポジ・ネガの配置や大きさを変えてみたり、
重ねを変えてみたりと1度真似してみてから、
その後、色々と自分なりにやってみてください。
使っている道具
・ホルベイン ホワイト パープル
・ibd ハードジェル
・ベトロラメジェル
・スポンジファイル (Bio)
・ストーン オーロラ ホワイトパール
・オリジナルマスキングシート(フラワー)
・スタッズゴールド
今回は、オペイクの ホワイト と パープル を使い
中吹き(ポジ) と 外吹き(ネガ) を使った
デザインになります。
オペイクホワイトの上に、
さらにオペイクパープルをのせたり、
外吹き(ネガ)の中に中吹き(ポジ)をいれて、
中心にスタッズを載せたりの組み合わせです。
気を付ける部分は、
爪全体にカラーが濃くならないように、
ネガを使うときに範囲を小さくして、
長さ出しをしている場合は、透明感を持たせて仕上げる
です。
(今回は自爪でのエアーネイルなので、透明感は微妙になっちゃってますが、
スカルプだと綺麗に仕上がります。)
エアーとしては ネガ と ポジ を使って、
重ねて吹いたりのせたり したデザインです。
(なんとなく吹くだけなら紙を練習した方には、非常に簡単なデザインですね。)
ネイルとしては、自爪に、
エアー ゴールドライン ストーンをしたデザインになります。
では早速順番に説明します。
① ジェルの通常通り、ベースを塗って硬化させます。
この下処理は大切な部分で、
仕上がりに1番大切になってくる部分ですので、
HPの初級編に綺麗なベース作りの基本が書いてあります。
ここが綺麗にできてないと、
仕上がりもイマイチになってきます。
(このページではエアーを施術する場所から説明します)
爪の先端部分の下までしっかり塗布してください。
② 未硬化ジェルをふき取ってから、
スポンジファイルで細かい傷を入れる(サイディング)
これは、剥がれにくくするための処理なので、
エアーの場合もエアーを吹く前に必ずやります。
特に爪の周囲をしっかりとサイディングすることで、 ”モチ” が良くなります。
先端を部分ですがベタ塗するので、
それを意識して爪の周囲までサイディングします。
サイディングはすればするほどいいものでなく、
やり方によりますので、
エアーの粒子とサイディングの傷がしっかりひひっかる感じをイメージしてやってください。
(顕微鏡などで、エアーの粒子と傷を見たことがないのですが、
剥がれにくい方法を探しているうち、 傷のちょうどいい深さがわかってきますので、
そのちょうどいい傷の深さになるように力を加減していく事になります。)
③ フラワーマスキングのネガ (外吹き) をします
今回は 外吹き(ネガ) と 中吹き(ポジ) で、
オペイクの ホワイト と パール を使てデザインしていきます。
このマスキングシートはオリジナルで作成しており、
前のデザインでもご紹介したソフトと機械を使って、
簡単に 大きめのと、少し縮小(同じ形で小さく)したものを何回か作ってます。
先のページでもかいたように、機械で切れば、
1つのデザインを1度作れば、
そこからは簡単にいろいろな形に変えれますので、
簡単に楽しんでいただけます。
バランスを考えながら
仕上がりをイメージしてシールを貼っていくのですが、
基本は外吹きしてから中吹きになります。
上にカラーがのっていくので・・・。
まずは中心となる大きなネガを貼り、
全体のバランスを決めます。
そして、シールの周りを紙で練習したように、
細めのエアーで吹きます。
同じ大きさのシールが1枚しかなかったので、
まずは3つのフラワーを吹いてから、
もう1つ、プレートの根本にも吹いています。
④ 小さいポジフラワーを吹きます
バランスを見ながら、一回り小さいフラワーポジを、
ネガの間に1つと、ネガの中に1つ吹きます。
いろいろな組み合わせ方で
可愛くも綺麗にもなりますので、やってみてください。
写真では、
前に吹いたネガの上にシールが貼ってありますが、
置いただけの感じで貼ってますので、
下のエアーアート(ネガ)はめくれませんが、
エアーははがれやすいので、
シールの粘着力を落としたりしてから使用します。
(自分の服に付けてみたりして粘着力を落とします)
⑤ パープルカラー(ポジ)を 吹きます
次にバランスをみながら、
1周り小さいポジのステンシルシートを使って、
ネガの中にポジフラワーと、
フラワーの間に中ポジフラワー、
中心に円を描いていきます。
ここでは、
吹きたい部分からずれないようにシールを貼るのは当然ですが、
しっかり貼りすぎると、
貼った部分のエアーがとれちゃうことがあるので、
エアーで飛ばない程度にはりつつ注意して吹きます。
今回はシンプルに パープル のみですが、
季節やお客様の好みに合わせて カラーを変えたり、
ネガ、ポジの順番を変えても楽しめます。
ネガの周りを吹いた以外は、
ポジのステンシルシールばかりなので簡単なデザインに感じますが、
全体のバランスが悪いと、途端に変になっちゃうので、
バランスは常に気にしてください。
以上でエアーの部分は完成になります。
⑥ プレートの周りをゴールドのラメジェルで囲みます
ゴールドのラメジェルで、
一定の細さでプレートの周りをアートで囲みます。
今回のエアーデザインでは、
ネガの周りを吹いただけなので、
あまり全体にホワイトが飛んでないですが、
もし、
爪の周囲にホワイトが飛びすぎている場合は、
爪の周囲にラメジェルをアートする前に綿棒等で拭いて、
爪の周囲の自爪を出しておくと、
ラメジェルとトップジェルはしっかりくっつくので、
剥がれの予防になります。
簡単に爪の周りは、
ベース、ラメジェル、トップ となるだけで、
周りから剥がれることはなくなりますので、
かけすぎちゃった場合には有効な施術です。
が、やっぱり、
なるべく狙った場所以外にかからないように吹く技術が大切なので、
紙の練習で、完璧にできるようにしてください。
⑦ スタッズを置きます
フラワーの中心に糊ジェル(クリアジェル)を塗布して、
スタッズを置いていきます。
ストーン同様、
ただ、スタッズを置くのは簡単ですが・・・・・
バランスをとるとなると結構難しいです。
※バランスの詳細はHPのジェルの応用で説明してます。
今回は、
デザインの中心となるフラワーの中心にスタッズをおいて、
それを基準にしてバランスをとりながらスタッズを置いてます。
コツはいろいろあり、ほぼ、
そのデザインによっての応用に技術になってきますので、
ネイル技術編で詳しくご紹介しておりますので、
詳しくはそちらを参考にしてください。
⑧ トップをかぶせます
② の下処理と、この ⑤ のトップの被せ方が、
長もちするか、スグに剥がれちゃうかの部分です。
② で爪の周囲にしっかりサイディングをしているので、
そことトップジェルをしっかり合わせる事で、
長もちするエアーネイルになってきますので、
目視でしっかり確認しながら施術します。
写真ではジェルが多いですが、
エアーの場合はエアーとジェル筆をつけると、
エアーが伸びてしまうので少し多めにとって、
筆とエアーデザインが付かないようにしつつ、
今回はスタッズがあるので多めに付けてますが、
余ったらジェルを取り除く方法です。
スタッズを入れているので
薄付きのトップだと表面が ボツボツ してますが、
お客様によっては、表面が平らじゃないと気になる方もいます。
※こういった技術の詳細については、HPのジェルの応用で説明してます。
その場合は出来る限りの最小限で、
スタッズの高さまでトップを重ねて、
最後にファイルで平らにして完成になります。
お客様によって、様々な好みがありますので、
どれでもできるようにしておく練習が大切です。
上記の場合は、
トップがスタッズ分の厚みになりますが、平らになります。
(そういった場合は、スタッズ自体も薄いものを使うといいですが、
こういった詳細は、HPのお客様編で・・・)
今回は、通常に薄付きなので、
表面はスタッズの部分だけボコボコしてますが、完成です。
今回は、爪の周囲では、
自爪の上に、ホワイトの薄いグラデーションがあり、
その上にラメジェルで、次にトップコートなので、
剥がれる心配はありません。
先端も、
ちゃんとエアーのグラデーションが薄くできていれば
ばったく剥がれの心配ありません。
今回のデザインも、応用がかなり多く、
ポジ・ネガの意味では大変よく使うデザインです。
お客様の好みに変えて施術していまして、
その都度、いろいろなコツや注意点がありますが、
まずは、基本的な、このデザインをやってみて、
そこから工夫してもらえれば・・ と思います。
で、次にですが、このページの次の課題、
⑩ 小指の重なりフラワーを吹く
先ほどの続きで、
同じカラーを使っての重なりフラワーを吹きます。
基本という事で、3枚とも同じ濃さで吹いてますが、
下に重なるフラワーから上に 薄く~濃く すると、
もっと重なり感(遠近感)がでますし、
重なっている下の部分を薄くしたり、
逆に黒を少し入れると、
もっと立体的なイメージになりますので、
1度基本をやってみてから、チャレンジしてみてください。
⑪ カラーを塗ってサイディングします
剥がれにくくするための処理なので、ベースだろうが、カラーだろうが、エアーの場合は必ずやります。 特に周囲をしっかりとサイディングすることで ””モチ”” が良くなります。
通常のように、カラーを塗布してから、
エアーの為のサイディングするのですが、
スポンジファイルでカラーが透けて自爪がでない程度にサイディングします。
⑫ 下の花から順番に吹きます
1つ1つの花びらは、中心が少し透ける感じにしたいので、
ポジステンシルシートの周りをライングラデーションにして
外から中心にグラデーションを描きます。
重ねたい時は、下から吹いてくとやりやすいと思います。
写真ではあえて真ん中のフラワーから吹いて、
下の花から吹くバージョンと、
上の花から吹くバージョンをやっていますので、
どちらがやりやすいか、注意してみてください。
写真は左から、
真ん中、下側、上側 と3枚の花弁を描いてます。
下の花から吹く場合は、上の花とかぶる部分を薄くして、
さらに、
上の花を濃くしないと、重なっているようにみえないので、
重なっている部分を下の花以上に濃くして奥行きをわかりやすくします
上の花から吹く場合は、
重ねたい部分からグラデーションで薄くしていって、
重なっている部分が、上にしたいフラワーのカラーが、
下にしたい花より濃くなるようにします。
(当然ですが、下の花のカラーの方が濃いと、出ちゃうのでわけがわからないですね)
今回は上からと下からをやりましたが、
上から吹いても、下から吹いても、
重なっている部分の濃さがハッキリしていれば、
どちらでも吹けます。
上のフラワーと下のフラワーの重なっている部分のカラーの濃さで、
微調整していく工程です。
また、1枚1枚のフラワーの濃さを変えていくと、
もっと立体感や奥行きが出ます。
(下の花びらに、1枚1枚のフラワーの影を描いていくと、かなり立体感や奥行きが出ます。
今回は初心者向きの為、動画のみでご紹介しております。)
この重ね花びらですが、
重なっている部分さえしっかり手前と奥のイメージをつけれれば、
重なっていない部分のカラーの濃さや模様は
あまり関係なく重なって見えますので、
重なっている部分だけを、特に注意して作業してください。
⑬ パープルを吹きます
このカラーも、
1枚1枚吹くとかなりリアルで立体的に綺麗に見えますが、
今回は、簡単バージョンという事で、
花びらを描き終わった後に、 全部の花びらに、
うす~く吹き付ける方法で行きます。
(本来は、1枚1枚、ポジシートでホワイトを吹いた時に、
パープルも1枚1枚吹いた方が メリハリがついて綺麗になります)
今回はオペイクホワイトが引いてあるので、
トランスをつかうと、もっと綺麗な色がでますが、
先ほどのフワラーと合わせる意味で、
オペイクのパープルで吹いています。
トランスで吹き付けながら数色混ぜたりすると、
いろいろな色味が出て、幻想的になったりも。
⑭ ストーンを置きます
大きな花1枚だけを目立たせたいので、
花の中心だけに配置します。
花の周りにも滴みたいな感じで置いてもいい感じになりそうな・・・
ですね。
⑮ ハードジェルをしっかり被せる
② の下処理と、この ⑤ のトップの被せ方が、
長もちするか、スグに剥がれちゃうかの部分です。
② で爪の周囲にしっかりサイディングをしているので、
そことトップジェルをしっかり合わせる事で、
長もちするエアーネイルになってきますので、
目視でしっかり確認しながら施術します。
今回はエアーを2重、3重にしてあるので、
エアーアートが伸びてしまいやすいです。
なのでジェルを多めにとって、
筆とエアーデザインが付かないようにしつつ、
触らないイメージで、
余ったらジェルを取り除く感じで大胆な量を付けます。
トップジェルは置く感じで、
筆ではエアーアートに触れないように塗布してください。
今回は、面積に比べてベタ塗部分のエアーが多いので、
先端の裏側でハードジェルを終える感じで塗布します。
先端からのグラデーション等のように、
先端にエアーカラーがしっかり乗っちゃっている場合を除いて、
そこまで気にする必要はありませんが、
プレートの周りと、先端は出来る限り塗布してください。
(今回は、片方のプレートの端がエアーアートで自爪と塗布できないので、
それを見越して下処理の段階でしっかりしておく )
以上で、重なりフラワーは終了です。
花びらだけでなく、
どんなものでも、重なっているものを描くときに使えるので、
簡単な花びらからやってみて、
いろいろなものを重ねて、
いかにわかりやすく遠近感を出せるか?
をやってみてください。
是非やってみてほしいのは、
顔を描くときに使うのですが、
上の花と下の花の重なり部分の下の花の方に、
黒の影をほんの少し入れる・・・
よくあるパターンですが、
かなり立体感が出て、綺麗になりますので、
ぜひやってみてください
ここまでやってきたデザインを難なくできるようになれば、
たいていのデザインは
自身で考えてやっていける状態になっていると思います。
(頭に浮かんだものを、こんな感じかな?と実際に練習出来るレベル)
このHPを読むだけでは意味がないので、
必ずやりながら進んでください。
そこまでできるようになったら、次はもっと上の技術・・
の前に、
道具をどのように扱うかで上達具合が変わってくるので、
直接、毎日の練習や、
仕上がりにかかわってくるエアーネイルブラシの掃除方法 の説明です。
(実際に、道具の掃除方法が適当すぎて、上達できない事に気づいてない方を何人も見てます)
- エアブラシの綺麗な掃除の仕方
- ・エアーブラシの基本的な掃除の仕方
・エアーブラシの裏技的な掃除法
・調子よく使うための掃除法
エアーブラシの掃除法は
- エアブラシの綺麗な掃除の仕方
- ・エアーブラシの基本的な掃除の仕方
・エアーブラシの裏技的な掃除法
・調子よく使うための掃除法