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エアージェルネイル 簡単デザイン練習 ②
ライングラデーションエアーネイルデザインのやり方
次に、5つのデザインのうちの2番目、
ライングラデーションの説明です。
ラインのグラデーションなので、比較的簡単なのですが、
グラデーションの幅や、薄さ、吹き方はいろいろありますので、
お客様の好みや、デザインに合った方法で、
自身の思うように吹けるよう練習します。
使っている道具は (1つ目のデザインと同じ道具です)
・ホルベインホワイト
・ibd ハードジェル
・スポンジファイル (Bio)
・テープ (今回は切れ端を使ってます)
テープを使った直線なので、
簡単なエアーブラシネイルです。
横端までラインが入っていますので、
この端が剥がれの原因になりやすいのですが、
その部分だけに気を付ければ、
誰にでも簡単に長もちするエアーネイルができます。
簡単なエアーブラシの練習の1つですが、
慣れるまでは、 グラデーションの幅がガタガタになったり、
ラインの太さ、濃さもブレブレになっちゃうので、
最低限、練習をこなしてから
・ラインが綺麗にひける
・グラデーションが出来る
が条件になってきます。
上手、下手、関係ないのであれば、誰でもすぐ引けますが、
お客様に施術・・ という意味で練習されている方は、
しっかりグラデーションを見つめ、
エアーとしての技術を考えながら練習してください。
(ただ吹くだけでなく、
自分で理解して、思うように吹けているのかが問題で、差になってきます。)
簡単そうなのですが、
簡単そうに見えるからこそ、綺麗にひけてるかどうかが
スグにわかっちゃう部分でもあります。
① ジェルの通常通り、ベースを塗って硬化させます。
この下処理は大切な部分で、
仕上がりに1番大切になってくる部分ですので、
HPの初級編に綺麗なベース作りの基本が書いてあります。
ここが綺麗にできてないと、仕上がりもイマイチになってきます。
(このページではエアーを施術する場所から説明します)
爪の先端部分の下までしっかり塗布してください。
② 未硬化ジェルをふき取ってから、
スポンジファイルで細かい傷を入れる(サイディング)
これは、剥がれにくくするための処理なので、
エアーの場合もエアーを吹く前に必ずやります。
特に爪の周囲をしっかりとサイディングすることで、
”モチ” が良くなります。
先端を部分ですがベタ塗するので、
それを意識して爪の周囲までサイディングします。
サイディングはすればするほどいいものでなく、
やり方によりますので、
エアーの粒子とサイディングの傷が
しっかりひひっかる感じをイメージしてやってください。
(顕微鏡などで、エアーの粒子と傷を見たことがないのですが、
剥がれにくい方法を探しているうち、 傷のちょうどいい深さがわかってきますので、
そのちょうどいい傷の深さになるように力を加減していく事になります。)
③ ボーダーラインの大きさを調整しながら
ラインテープを貼ります
爪は湾曲してますので、
少し引っ張り気味で貼ると、真っすぐ浮きがなく貼れます。
エアーの場合は、少しの隙間でも入ってきますので、
気を付けて貼ってください。
(ちなみに写真のテープは、使い終わったシールの端を使ってます)
もし、どうしても浮いちゃう・・・ という場合は、
エアーを吹くときに、エアーブラシの向きを、
入ってほしくない方向から吹くと、
比較的入らずにラインがひけますが、
なんせエアー ”空気” なので・・
隙間を作らないようにしてください。
③-1
エアーブラシに白のインクを入れてラインを吹きます
今回も、オペイクのホワイトで、
塗る範囲が少ないので量もかなり少ないです。
ホルベイン塗料を、
薄めずにそのまま少量ブラシのカップに入れます。
今回の場合も1本の爪だけなので、
2滴、3滴のレベルでいれます。
(1本なら1滴でも十分です)
爪はカーブになっているので、端の方を特に意識してください。
今回はグラデーションなので、前回のベタ塗では正面からですが、
今回はブラシを斜めに向けて、
ラインにそってエアーブラシを動かしていきます。
ここで、エアーブラシの角度が変わってしまうと、
ところどころ、グラデーションの幅、濃さが違ってくるので、
エアーブラシの角度と爪との距離を保って動かします。
先のページの
エアーブラシネイルのベタ塗で説明したことがベースなので、
それを念頭に置いて確認しながら進んでください。
④ 2本目のライングラデーションを引きます
次に、2本目のテープをはり、
1本目のラインとグラデーションがかぶらないように、
少しエアーブラシをたててグラデーションを描けます。
(十分に幅がある場合は同じ角度でいいです)
紙で練習をしっかりされた方には大変簡単ですが、
気を付けるポイントとして、
2本目はエアーを弱くしつつ、
(同じ強さだと、1本目に被ってしまう)
濃さは1本目と同じぐらいにする為に、
最後に、正面からの吹きで慣らすと、
比較的思い通りの濃さに調整できます。
これで、同じ方向のライン2本が終わりました。
2本目のグラデーションが
1本目のラインにかからないようにするのがポイントです。
④-1 3本目のグラデーションは交差に引きます
この3本目につかうテープは、
1回目、2回目で使った、粘り気がなくなったテープを使います。
3回目なので、当然粘着力が弱くなって貼りにくいですが、
そこがポイントです。
理由ですが、粘着力が強いと、
今ひいた2本のグラデがテープの粘着によって、
削れちゃう(剥がれちゃう)事があるからです。
なのでちょうど粘着が弱くなってたほうがいいです。
次にブラシの向きですが、
ライングラデーションの時には 常に
””テープに対して直角の方向から””
を徹底してください。
グラデーションラインは、
ラインの数が多いと爪上で比べやすいので 向きや歪み、
グラデーションの幅の違いがわかりやすいからです。
特に細いグラデーションライン、
細いラインを引くときにはわかりやすいので気を付けます。
以上で、ライングラデーションが完成です。
⑤ ハードジェルをしっかり被せる
② の下処理と、この ⑤ のトップの被せ方が、
長もちするか、スグに剥がれちゃうかの部分です。
② で爪の周囲にしっかりサイディングをしているので、
そことトップジェルをしっかり合わせる事で、
長もちするエアーネイルになってきますので、
目視でしっかり確認しながら施術します。
上右写真のように、
先端、端にカラーがある場合は、
裏まで被せるかんじで塗布します。
イメージとしては、さっきの同じ
””エアーのベタ塗のない部分で囲みこむ””
です。
(前面がエアーのベタだとしても、爪の裏や、両サイドをうまく開けたり工夫します。)
今回はオペイクでグラデーションラインだったので、
そこまで気にしなくても剥がれることはないです。
(グラデーションの場合はジェル自体も下と密着するので、
グラデーションの濃い部分以外は通常のジェル施術に近い)
なので、1つ目のデザインと比べて、
エアーブラシネイルとしてはレベルUPしてますが、
エアーネイル施術としては、もちがよく、簡単になってます。
しかし、上手にグラデーションが出来てないと、
全面にエアーがかかってしまい、
剥がれの原因になることもあるので、
必要な範囲にグラデーションをかけれるように練習します。
では、
ベタ塗ラインデザイン グラデーションライン
が終わったので、
次は、 ポジのステンシルシートと、
カラーを5つ使った
エアーブラシネイルのフラワーポジ 3 の説明です。
- エアーを使ったデザイン ③ やり方
- ・①~⑤ 順にすることでレベルup
・エアーベタ吹きと重ねる
・テンプレートの使い方
エアーブラシの掃除法は
- エアブラシの綺麗な掃除の仕方
- ・エアーブラシの基本的な掃除の仕方
・エアーブラシの裏技的な掃除法
・調子よく使うための掃除法