エアーネイルを上手に吹くための練習方法で、ネイリスト向けに、エアーネイルブラシの操作、ネイルのような小さな部分でするための繊細な練習方法と練習用紙、あるといい道具をご紹介

~~~ このページに関係のある動画 ~~~

エアーの使い方
ブラシの掃除法
エアデザイン1
エアデザイン2

 

ネイリスト向け エアーネイルブラシ上達練習方法

前のページでエアーブラシの基本操作が分かったので、
このページでは、ネイルに使える技術に特化して
※リンクリックでページ内リンクに移動できます

1 エアーブラシ練習に必須の台
2 エアーブラシの基本練習方法
(ベタ塗・ブラシの動き)
3 エアーブラシの中級練習方法
(グラデーション)
4 上達するまでの練習期間と内容


の4つをお伝えしていきます。

 

 

 

1 エアーブラシ練習に必須の台

 

ネイルデスクにペーパーをひいて練習している方もいますが、
エアー練習なので、台があったほうが圧倒的に効率が良く
上達する練習が出来ます。

 

私が使っている台は、
いいものが売ってなかったので自作しているのですが、
簡単で、なおかつ凄く便利なので、
練習の仕方に困っている方にご紹介しますね。
※全部簡単に揃うものばかりです。

 

 エアー練習台
エアーネイルをする時にあると非常に便利な台


まずは 台 なのですが、
卓上キャンバスを使います。

いろいろインターネットを探してみたのですが、
この写真のモノが安くて、
大きさがちょうどよかったです。

 

 エアー練習台
エアーネイルをする時にあると非常に便利な台


クリアボード と薄い鉄板(数mm)
ホームセンターで購入します。

次に、クリアボードの一回り小さいサイズで鉄板を切ります。
(ハサミで切れるくらい薄い鉄板を購入します)


そして、
その鉄板をクリアボードにテープで張り付けて完了です。

 

 エアー練習台
エアーネイルをする時にあると非常に便利な台




裏から見るとこんな感じです。



 

なぜ鉄板が必要なのか・・・ ですが、
エアー練習時はスグに紙を交換したり、
やりやすい場所に移動させた方が効率が断然いいので、
簡単に紙を移動させる方法が必要です。

そこで、紙を磁石で止めるためです。

 

 磁石
エアーネイルをする時に、鉄を弾くことで、磁石がくっつくので、練習が楽になる


この磁石で止めれるだけで、
どんなサイズの紙でも、
ステンシルシールでも、
シートでも止めれるので、
デザイン選びにもかなり重宝します。

鉄板だけではフニャフニャなので、
厚いクリアボードに張り付ける・・・ というわけです。

 

私自身、初めは机の上に紙を置いて、
ある程度出来るようになってからは、
机の上にプラスティックを置いて練習していたのですが、
あまりにも練習がやりにくく(;´・ω・)

 

いろいろやってみて見つけた方法ですが、
こうすることで、
凄く安定して、練習がしやすいですので、
本格的に覚えたい方にはお勧めです。

 

 

 

では、次に、いよいよ
本格的な練習に・・・

 

 

 

エアーブラシの基本練習方法 (ベタ塗・ブラシの動き)

 

ここまでで、完璧に練習する準備が整いましたので、
いよいよエアーネイルをする為の、
練習用紙を使った基本練習にはいります。

 

先ほど、エアーを吹いてみて、
なんとなくでもエアーをわかったところで、
まずは、自由自在に円を吹く練習をして、
距離感を理解&体で覚えます。

 

円では狙った枠をはみ出さず、小さすぎず、
ちょうどよく収まるようになるまで練習します。
※練習は1度体で覚えると忘れないので、初めのうちは毎日練習するのが一番の早道だと思います。

 

エアーネイルの練習で、1番初歩的なエアーブラシの練習方法。

 

①の円では
線の間に円がすべてが入るように プッ と吹く練習。
はじめのうちは濃さがよくわからなかったり、
感覚がわからないので上の紙みたいになるかと思います。

 

②は、線が交差している真ん中を狙う練習です。
出来る限り、線と線の交差の真ん中を、
1発で簡単に狙えるようになるまで練習します。

 

③は、ラインの練習です。
太いぼけたラインから、細いしっかりしたラインまで、
どんなラインでも引ける様に練習します。

 

 

私の場合ですが、
とりあえずは下の紙ような感じになるまで練習したら、
人物画を含め、
エアーでいろいろなことができるようになりました。
(他にも同時進行で練習した紙がありますが後程)

毎日練習すれば数週間でできるようになりますのが、
練習の仕方で期間は大きく変わりますので、
1つ1つ意識しながら、
自分の思っている通りになっているか考えながら練習してください。

 

小さい点の描き方
エアーブラシの練習で、小さな点を描く練習


1 の一番上の点をうつだけの練習で1つでも、
大きい円から、小さい円まで、
円の線をはみ出さないように、

狙った場所に指定の大きさで打てるようになるまで練習します。

 

これができないと、
どんなデザインやアートもできないので、
完ぺきにできるように練習してください。

 

エアーネイル練習の仕方。エアーブラシの扱いに慣れる為の練習のやり方

1 の 円~点 がある程度出来るようになったら、
次は、
2 の、線と線の中心を簡単に狙えるように練習します。

一番上の 1 の円の練習よりも
正確に狙わないといけないのと、
これが出来ないと狙った場所に吹けないので
1プッシュで プッ と正確に狙えるように練習です。

 

少し大きめの円から、
小さい極小の円までできるようになるまで練習してください。
これらは大変よく使う事になりますので、
初めに基本を体で覚える事で、応用も簡単になってきます。

 

 

 

次に、一番下のラインの練習になります

 

初めてラインを吹くときはちょっと難しく感じますが、
スグになれます。

狙った場所から範囲を決めて描こうと思うと練習が必要ですが、
まずは、簡単に、ボヤ~ とした、
少し紙からガンを離した ボケたラインで大丈夫です。

これが出来ないと、
ステンシルシートのネガを使ったぼかしや、
ライン取りが綺麗にできないので、
デザインの幅が限られて、
ネイルでも、簡単なデザインしかできなくなっちゃいます。

 

エアネイルの練習で、エアーブラシで、細い小さな線を引く練習のやり方

 

ラインの練習で大切な部分とコツ・・・ の前に、
思っているよりラインは難しいですが、
ある程度の練習をすると急に上手にできるようになり、
その後はすごく簡単になりますので。

 

まずは練習用紙ではなく、
白の紙にラインを描いてみてください。

下記のような感じです。

エアーの線を練習する時は、両サイドが抜けるように描く

 

ラインも、カーブもですが、大きめのを描くときには、
手や腕の動かし方も大切になってきます。

手や腕を固定せずに、軽く動かせるようにしつつ、
左手を添えて補助&安定させるといいです。

 

 

ココでのポイント

 

太いラインも、細いラインも、ラインの端を見てみてください。

エアーの線の両端を拡大した写真

両端が、玉にならずに、
↑ のように スゥ~ と抜けるように描きます。

 

コツは、エアーだけを出してブラシを動かしつつ、
(ブラシの動きを止めない)
描きたい範囲のラインに来たら・・・ 塗料が出るように、
ボタンを スゥ~ と後ろに引くことです。
※詳細は動画を見てください

 

はじめは難しいので、描く範囲の決まっていない、
白紙の紙で自分の描ける範囲でラインを練習します。

 

できるようになったら、練習用紙の2枚目、
ラインだけの練習用紙で練習します。
この時も、短い線も、長い線も、
どちらも、太くも細くも描けるように練習します。

1番難しかったのは、
短くて少し太め(ボカシ気味)のライン でしたが、
これが出来るようになるころには、
どんなラインでもかけるようになってますので、
頑張って練習してください。

 

実際にネイルにエアーを使っていける大きさに練習のレベルを上げていく

縦も横も、
範囲指定の中を綺麗に描けるようになったら完了です 。

 

小さなアートや、絵を描くときは、
書きたいアートのラインが頭の中や、感覚でありますので、
このラインに沿わないと、
イメージしたものと違ったデザインになっちゃいますので、
難しいですが、
自分がイメージしたラインを綺麗に引ける様になるまで練習します。

 

 

 

次に練習するのは・・・ カーブライン

 

カーブラインが出来ると、
ネガ の周りを同じ幅でグラデーションをかけ
綺麗に ホジ を出したり、
直線的以外の、幻想的な、エアーらしさを出したりできます。
(ネイルでもよく使いますが、アートや、人物画ではこれが出来ないと何も描けません)

 

カーブラインの練習のコツ

上で練習した直線ラインも、カーブラインも、
大きめを描くときは・・・
指の微妙な動き、手、腕の動かし方が大切になってきます。

手や腕を固定せずに、軽く動かせるようにしつつ、
左手を添えて補助&安定させるとやりやすいです

 

また、ボカシているカーブラインは簡単ですが、
しっかりしたラインで描くと誤魔化しが全く効かないので、
しっかりしたラインで、思うように描ける様に練習します。
(コチラである程度綺麗に描けると、ボカシたラインで描くのは簡単なので)

 

カーブを描く練習
エアーネイルで、ネイルをするためにカーブの練習をする。爪よりも小さい範囲での練習


大きめの普通のラインですが
(ボカシてない)
ネイルで使う、ステンシルシート等 では、
ネガ・ポジ どちらの場合も
これくらいの幅のラインをなぞっての
そこからのグラデーションが多いです。


写真ではガタガタしてますが、
これくらいのモノを綺麗に引ける様になると、
ステンシルシートを使ってのグラデーションに限り、
グラデの幅や、薄さを調整できます。

しっかりした細めのラインのカーブと、
少し太めのぼかしのラインカーブと、
直線ラインと同じで、2つの種類のカーブ線を練習してください。
(この写真は細いカーブラインです)

 

次に Uカーブライン を描く練習をしていきます。

これはネイルはもちろんですが、
アートでも非常によく使う大きさであり、
これが出来れば通常のカーブラインは簡単に描けるようになります。

 

カーブを描く練習
エアーネイルで、ネイルをするためにカーブの練習をする。爪よりも小さい範囲での練習の2つ目


通常のカーブラインと似てますが、
U の方になるだけで、
小さいもになると
思っている以上にやりにくいです (笑

ですが、やりにくいからこそ、できるようになる事で
ネイル(爪)の上でも自由に動かせる・・・
といった意味合いで練習してました。

 

この大きさのものだと、手や腕を固定しているので、
なかんか思うように U の部分が戻りませんが
ブラシの 針 で描くイメージで描くと、細くて綺麗に描けます。

少し太めの Uカーブでは、
ブラシを少し浮かしている分・・ また描きにくいです。

 

この Uカーブラインも、
太めのボケた Uライン と細めのしっかりした Uライン を練習します。
(写真のものは、細めの小さいものを載せてます)

 

 

ここまでの練習用紙をある程度練習して
エアーブラシに慣れてくると、
それだけでも、かなり色々な種類を精巧にアート&デザイン出来ます。
(雑誌等に載っているエアーデザインは簡単にできます)

 

私達からみて簡単なデザインでも、
お客様から見て
””こんなことできるんだぁ~””
と喜んでいただいたり褒められると、
『ネイルサロンだから、
エアーブラシはもう、じゅうぶんだよね♪』
と思いがちですが、
細部はまだまだ・・・という場合も多いので、
直線ライン、曲線ライン、Uラインと、
どんな場所、場合でも、しっかりかけるようにしてください。

 

”神は細部に宿る”

 

というように、
他のサロンと同じデザインをした時に、
しっかり技術レベルで出来る方と、
なんとなく出来ている方では全く違ったものになりますし
技術に料金を払ってくれる方は当然満足してくれません。

 

逆にしっかりできるようになってしまえば、
ネイルや携帯、ボディ等にアートをした時に、
ハッキリと精巧な技術の差が出てきますので、
お客様から見たら一目瞭然になります。

HPや写真では何とかごまかせても、
実物を見た時、施術した時にハッキリわかります。

なので、
どんな時でもなんとなく誤魔化さなくても済むように、
しっかり技術として練習して、知識と共に体で覚えてください。

 

ここまでで、練習の基本の基本を説明しました。

基本なので、
いつでも、簡単に100%できるようになるまで、
継続して練習してください。

一度体で覚えてしまえば、練習をしなくてもズート忘れないので、
体で覚えるまではトコトンやると、結果が大きく変わってくる部分です。

 

 

 

 

エアーブラシの中級練習方法 (グラデーション)

 

先ほどの 円 、 ライン 、 カーブ に続きまして、
グラデーションです。

 

ネイルでもよく使う ”グラデーション” ですが、
なんちゃってグラデーションではなく、
ここでは、自分自身で範囲を決めて、枠から自身で描いて、
はみ出さないように、

また、自分でグラデーションのカケ幅を決めてする練習をします。

 

これが出来るようになると、
グラデーションの濃さ、幅、場所、長さ・・・ と
自由自在に描きたいグラデーションが描けます。

 

ここでは、下記のグラデーションの練習と、
実際のネイルプレートと同じ大きさの紙を使っての練習をしていきます。

グラデーション練習では、
まず、描き方は1つではない という事を理解してください。

ブラシを正面から使ったり、斜めにしたりすることで、
違った描き方がありますので、
両方とも試してみてから、
時と場合に応じて、やりやすい方で練習してください。

 

私自身ですが、初めて練習した時はこんな感じでした (;´・ω・)

ネイルでエアーをする為の練習で、まずは大きめなグラデーションの練習。

グラデーションはよく使うので、
自分の技量をしっかり理解しつつ
思うようにかけれるようになるまで、何度も練習してください。

 

練習を重ねると、最終的にはこんな感じになります。

ネイルでエアーを使えるようにするため、大きな絵から小さな絵にしていく。

 

 

まず、いきなり上記の紙での練習は難しいので、
大きなグラデーションを白紙の紙に書いてみる。

 グラデーション
ネイルでエアーをするために、グラデーションの練習。まずは大き目で練習して、小さくしていく。


3 と 4 は広い範囲を
全体的に均一に塗る練習をしています。

この練習では、四角のポジを使って、
グラデーションがわかりやすいようにしています。
(紙を四角く切り抜いて中を塗る)

 

1 と 2 のグラデーションですが、
別々の方法でグラデーションをかけてます。

ネイルの場合だと、
根本から先端に向かって、斜めに横移動で描く場合もおおいですが、
描きたいグラデーションの種類によって分けて使います。

 

青線のブラシの縦運動のグラデーションの場合は、
ガンを斜めにして縦運動し、ガンの斜めさで幅を調整すると
綺麗なグラデーションになりますし、
赤線のブラシの横運動のグラデーションは正面から吹いてますので、
場所によって濃さが違う味のあるグラデーションになります。

 

 

 

次に、実際のネイルプレートと同じ枠の範囲での練習です。

 

ネイルでエアーブラシを使っていく為に、私がつくった練習用紙。マスキングをしたり、爪の大きなに分けて練習する

ここでは、ラインの線と同じ要領ですが、
少し離し気味で、ぼかした感じで、
動画のように、ブラシを左右に動かしてグラデーションをかけてます。

写真の一番下の枠は、
よくある大きさの親指のネイルプレートと同じ大きさになってます。

ブラシの横運動でのグラデーションや、
縦運動のグラデーションはもちろん、
いろいろなお客様のご要望に応えれるデザインに合った
グラデーションを練習します。
(お客様によっては、綺麗なものや、いびつなもの、先端だけ・・ 等、ご要望がいろいろあるので)

 

私自身は、いろいろ独学でやってきた結果、
かなり試行錯誤しましたが・・・・・
最終的に、一番効率がよく、技術UPしていける方法として、
上記の用紙を使って、
アートの練習や、実際の配置のバランス、グラデーションを練習してました。

 

 

 

ここまで、簡単なグラデーションの練習をしましたので、
ここから、

 

グラデーションの細かい練習をしていきます。

 

エアーネイルをするための練習で、思い通りに線を描けるようになる練習方法

 

先ほどの紙の一番上の部分ですが、
ここはグラデーションとは関係ないように思えますが、
密接な関係があり重要な練習の1つです。

長くグニャグニャした線をなぞるのは難しいので、
まずは、今すぐ必要な技術として小さな線を綺麗にひく練習と、
外に塗料をはみ出さないよう、綺麗にベタ塗する練習です。
(一度にサッー と線を真っすぐ引くのは難しいので、動画のように継ぎ足して綺麗な線でもいいです。)

 

いろいろなグラデーションをしたいく上で
必ず必要になってきますので、
これくらいは簡単にできるように練習していきます。

 

 

 

早々、上で練習した技術を使うのですが、
まずは、 1 の外枠を外にはみ出さないように、
グラデーションの1番濃い部分の枠をラインでしっかり引き、
先端に向けてグラデーションを描きます。
(直線で練習したように、スゥ~ と抜ける感じでのグラデーションです。)

そして、今描いたラインを元に、
今までの直線とは違い、
描いたラインのカーブになっている部分からグラデーションをかけていきます。

ネイルでエアーを使う為に、爪の大きさの中でのグラデーションの練習方法

 

ブラシの先端の向きに気を付けて、
グラデーションを描きたい方向に向けて吹くのがコツです。
※このグラデーションの場合、正面から吹くと、
先に描いたラインより外に塗料が出ちゃいますので、
グラデーションをかけたい方向にブラシを向ける必要があります。


始めは手を大きく動かすのが難しいので、
慣れるまでは急がずに丁寧に練習してください。

次に 2 ですが、
まずは中心になる先端を綺麗な線で引くのですが、
中心は濃く、
徐々にライン自体にもグラデーションをかけていきます。

そして、
常に中心から外に向かって、ブラシの向きを意識しながら
(グラデをかけたい方向に向ける)
手を動かすのではなく、
ブラシの先を動かしてグラデーションを描いていきます。


まずは大きなもので綺麗に描けるようになってから、
ネイルプレートより小さいものを練習します。

 

 

最後に、
1 は通常のグラデーション練習で、
2 は横に向けたグラデーション練習になります。
※ →はブラシの動きです

 

エアーを練習するために、1本の線からグラデーションを描く練習

 

1 では、赤丸の部分をグラデのもとにして
ブラシを上に向けて(グラデかけたい方向)
矢印の方向に手を動かしていきます。

2 では、赤丸の部分をグラデのもとにして、
そこから矢印に向かってグラデをかけ、
それを何度か繰り返して、太いライングラデーションの練習です。

単純に、
ブラシの 縦方向 と 横方向 のグラデの練習ですが、
どちらも必要です。

 

 

いろいろなグラデーションの吹き方がありますが、
ネイルサロンの業務では、
ネイルプレートという小さな部分にしか使いません。

 

小さいからわかりにくいかといえば・・・・・
施術されて毎日ネイルを眺めるお客様側から見ると、
大変細かい部分まで目がいきますので
他店様のネイル施術と大きな差になる部分でもあります。

 

また、
エアーを ”””技術””” として
受けてくれるお客様だと、重要になる部分でもあります。

ですので、ここでも、
神は細部に宿る をしっかり意識して

まぁ・・・・

なんとなく出来てるっぽいからいいか… ではなく、
お客様が喜んで、満足してくれるグラデーション、
他店様と比べられても選んでもらえるグラデーション、
お客様の好みのグラデーションをその場で作れるように、
細かい部分に意識して練習してください。
(大雑把な部分は誰でもできる簡単な部分なので)

 

 グラデーション
エアーの練習で、グラデーションがある程度出来るようになったら、色々遊びながら練習できる。


グラデーションの練習をしていると、
左の写真のような立体に見えるものも描けます。
というか、描きたくなります (笑

この写真のモノは、
私自身が数年前に練習していた用紙に
書かれてあったものですが・・・・ (;´・ω・)

写真のものはイマイチですが、アートの立体感は、
光 と 影 が かなり大きな部分を占めます。

もちろん、遠近感などもたいせつですが
まずは、そのベースとなるグラデーション。

立体感は上級編で・・・

 

グラデーションの技術は、ネイルはもちろんですが、
ネイルでのアートでも多用しますし、
エアーをする上での一番の特徴にもなってきます。

 

 

また、
線 や カーブ を描けるようになったうえでの練習なので、
その 線 や カーブ 自体にも
グラデーションをかけて描くことができるようになると、
かなり、
エアーを使える幅が広がりますので、
最低でも、 ↓ 程度の技術は身につけてください。

エアー練習で、最終的にはネイル、爪の大きさの範囲で出来るように練習する方法

縦から、横から、下から、上から、
関係なく、グラデーションを描ける様に。

 

始はじ見にくいので
ステンシルシートや紙を四角に切ってグラデの練習でもいいですが、
最終的には ↑ や ↓ と同じように、
ステンシルシートがなくても、
フリーハンドの状態で はみ出さないように、
いろいろな形のグラデーションを描けるようになるまで練習します。

 

エアーネイルで自由自在にグラデーションするためにした練習のやり方

手のひらサイズの大きさから、
爪の 1/4サイズぐらいのグラデーションまで、
自由自在に。

 

ここまでで、ネイルに特化した、
ネイルに絶対必要な練習は一通り説明しました。
(上級の練習はありますが、まず基本として必要なネイルエアーの練習は完了です)

 

 

 

次に、よく聞かれることの1つですが 

 

 

上達するまでの練習期間とやっていく内容

 

エアーを使いこなすために必要な、練習期間のお話です。

 

① ~ ③ を順番に練習していくのですが、
これらの技術、知識は当たり前で、
知識の次の段階の体で覚える技術となり、
一朝一夕とはいきません。
(集客などは、方法よっては一朝一夕もありますが、技術関係の場合は都合のいい方法はありません)

 

① 基本練習1 円・狙い・ライン の用紙が3枚

ネイルでエアーをするために作ったエアー練習シート1

 

 

② カーブラインの練習用紙1枚

ネイルでエアーをするために作ったエアー練習シート4

 

 

③ 中級練習用紙 2枚

ネイルでエアーをするために作ったエアー練習シート5

 

一朝一夕ではできないレベルの内容だからこそ、
できるようになった時に、 周りの方との差がハッキリわかり、
デザイン上でも仕上がりの違いになってきます。

逆にスグに出来てしまうのであれば、
練習する必要も、メリットもないですよね。

結局みんなできちゃうわけなので (;´・ω・)

 

初めてやったときは
””とてもムリ・・・ 何年かかるの?””
と 思われるかもしれませんが、
私自身も思っていました (笑

 

ですが、毎日、
自分が納得できるまで、少しずつでも練習すれば、
数週間 ~ 遅くても数カ月でできるようになりますので、
安心して目標に向かって練習してください。

私自身の例ですが、
小さな子供がいて、サロン業務は朝から晩まで1日5~6人。
その状態でも、合間合間に練習して、
1カ月もかからないうちには
この ① ~ ③ の練習用紙の内容はできるようになってましたので、
どなたでもできます。
(私もスタッフも ””絶対無理”” と思った日から、
毎日の練習で2~5週間で大体できるようになってます)

 

 

この ① ~ ③ をマスターすれば、
ほとんどのデザインはできますので、
数週間、頑張りぬくだけの価値は十分にありますね。
(上級編は、アート系も多分に入ってきますので、
とりあえずはエアーネイルで必要な部分と、アートの中級レベルで。)

 

 

ここまで 出来るようになったら次の段階として、
エアージェルネイルとエアーについての基礎知識を

 

エアージェルネイルの知識と基礎
エアージェルネイルの知識と基礎
・練習前に必要なエアーの知識
・ネガとポジを知る
・アクリルとジェルの特性と関係

 

 

 

さらに、細部にこだわりたい方は、指先の動きとして、
エアーブラシの塗料の微調整はもちろんのこと、
次の段階のエアーの微調整も同時にできるようになれば、
どんな小さな部分にも、
お米にでも、好きなようにデザインできるようになります。

 

ブラシでは、引く方の塗料の調整はかんたんなのですが、
押す方のエアー調整はなかなか難しいです。
(教えてて思ったのですが、スグにできる子も稀にいます (;´・ω・))

さらに、押すエアーの調整に加えて、引く塗料の調整となると、
結構な経験が必要になってきますので、
ここからは、
指先の感覚等になってきますので、ひたすら練習です。

 

コツではないですが、
体が覚えるまでは、エアーの音を常にしっかり聞きながら、
常に指先に意識を集中することで、感覚をつかめます。

その感覚さえつかめれば、自然とできるようになってきます。
エアーブラシの紹介で、量を調整できる専用ブラシを紹介しましたが自身でできるようになった方が断然いいです。)

 

 

毎週・水曜日と土曜日にネイル動画をUPしてます。

コメントで頂いたリクエストにそって、
やり方説明、デザイン手順、現場での手法などはもちろん、

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と、様々なネイル技術、使い方を随時UPしています。


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