セルフネイル初心者の方でもできるようなセルフジェルネイルの流れの基本を説明してます。順を追ってやってもらえれば、自然とセルフネイルが上達していくようにしています。

~~~ このページに関係のある動画 ~~~

私の鉄板5色カラー
利き手じゃない手
ムラなく塗る方法
グラデのやり方

 

ジェルネイルの流れと基本 実践編

先のページでは
セルフジェルネイルに最低限必要なネイル用品
をおつたえしましたので、

このページでは、
初心者向けにセルフジェルネイルの手順
流れの基礎 を教えています。

 

そして、
ジェルネイルの流れをわかっていただいたら・・・
早速、実際にやってもらう事になりますので(笑

 

 

必要な道具は先のページでご紹介した

セルフジェルネイル初級で必要、使っていく最低限の基本ネイル用品

・ボンダー ・ベース ・トップシェル ・UV艶出し
・オイル ・ワイプ ・セラミックプッシャー ・ファイル
・スポンジファイル ・筆 

を使っていきます。

 

 

まず、

 

 

流れ① サイディングと下処理

 

まずは、ネイルデザインをする為の下処理ですが、
初級編では基本的な要点だけの下処理をしていきます。

 

 

 サイディング
サイディング時の爪の状態


左の状態はやる前の爪の写真ですが、
爪をサイディングと下処理をして、
形を整えていきます。

長さは爪全体のバランスで合わせ
ほかの指とのバランスを見て好みで合わせる。

 

(先端のカーブ) は指によってばらばらにならないように、
全部の指と揃えて整えます。

 

 

ファイルの動かし方

 

長さ、形を整える場合の
ファイルの動かし方のポイントですが、
下記の赤矢印を参考にしてください。

 

 

写真のようにファイルを爪に当て、矢印の方向に動かします。ポイントは、矢印の向きと目的の形をイメージして動かすことと、ファイルは往復がけをしない事。※往復崖をすると2枚爪の原因になる。自分のお気に入りの形にしていくのですが、意識する部分としては、全体のバランスを見ながら作業を進めていきます。先端のカーブが揃っている。爪の長さ、バランスがとれている

 

 

 

自爪とジェルの密着の為に、自爪の表面に傷を入れます。

 

(現在はファイルのいらないジェルもありますが、
モチと、仕上がりの綺麗さを考えると、ファイルで整える事をお勧めします。)

ファイルや、傷、爪の薄さについて気になる方は、
コチラを参照してください。

 

 

ファイル 180グリットを使って、
押し付けずに、軽く持ち、
全体にむらなく傷を入れていきます。

 

下からすくいあげるように、矢印の方向にムラがなくなるまでファイルを動かします。反対から同じように下からすくい上げる。矢印の向きに一定方向に入れます。正面からみて、写真のようにしっかりと爪の表面とファイルが90度になるようにファイルの面を動かします。手は円盤を描くイメージで動かしていきます。ムラなく均等に傷がいれれれば完了です。

 

ファイルは力で削っていく性質のものではないので、
力で押し付けるのではなく、
(※詳細は コチラを参照)
凹凸をなくす程度のイメージで軽く、
爪に90度になるように気を付けて入れてください。
(力を入れすぎると爪がうすくなっちゃったりしますし、
90度でないと、綺麗な曲面になりにくいです。)

 

 

このファイリング時のポイントですが、
あえて大げさにいうと、爪の周囲(まわり)さえ、
しっかりとファイリングしてあれば、
剥がれる確率が グンッ っと下がりますので、
意識してやってみてください。
(ですが、自爪を薄くしない事も大切です)

 

※大げさに表現すると、爪の周りさえしっかりと傷が入っていれば、かなりの確率で剥がれを防ぐことができます。

 

サイディングと下処理は、初級では、技術的な問題もあり、
ある程度(趣味レベル)を想定して説明しております。

しっかりレベルupをしたい方や、
お客様に喜んでいただけるレベルを求める方は、
ネイルサロン上級技術コース をお勧めします。
(下処理を完ぺきにしようと思うと、プロのネイリストでもできてない方が多く、
仕上がりにとって、一番大切で、経験と知識が必要になってくる上級以上部分になります。)

 

 

 

次に

 

 

流れ② 甘皮処理です

 

ジェルを付ける前の簡単な甘皮処理(クリックケア)なので、
今回はセラミックプッシャーのみを使って説明します。

 

画像のように、まずは中心部分をキューティクルに向かって押すのですが、爪との角度を②の水平&90度にたもちながら、クックっと→方向に動かします。次に左側をキューティクルのカーブに合わせる感覚で押し上げます。次に反対を左右対称になるよう、左と同じように押し上げていきます。最後に爪の両サイドをサイドライン赤のラインに沿って押し上げて広げていきます。この時に爪が綺麗に見えるよう綺麗なラインをイメージしてください。やる前の写真。押し上げた後、大体、このくらいは取れます。ダストブラシで払った後

 

(料金を頂いてのケア施術では、ぬるま湯やニッパーを使う事もありますが、常連様(いつもやっている方)の場合は必要ないです。 ケアを本格的にしたい方は、
このサイトでは説明してませんので、ケア専門のページをみてください。
毎月ネイルをされる場合は、少しだけなので、
ほとんど上記のクイックケアで綺麗になります。)

 

 

これで甘皮処理は終了です。

 

 

 

次に

 

 

流れ③ ボンダー塗布

 

自爪とジェルの密着をよくするための
ボンドのような役割のモノで、
自爪の表面全体に塗ってUVライトで1分硬化させます

 

もちをよくするため、ジェルと爪のボンドの役割をする、ボンダーを塗布します。塗る前、塗った後。大体ですが、このくらいのテカリ具合になるように塗布します。爪延滞に塗布しがないようにサッサと塗ります。あとはUVライトで硬化させるだけです。

 

ちなみにですが、プライマーは
爪の表面を溶かしてジェルとのくっつきをよくするもので、
ボンダーは、爪の表面にボンドのようにくっつき、
ジェルとのくっつきをよくする為のものです。

 


(上級の内容の話ですが、プライマーは溶かしてしまうので、
くっついて溶かさないボンダーがいいか!?というと、
はがし方によっては(溶剤)結局、同じように爪の表面を薄くしちゃうので
オフの方法や、技術、知識、施術の内容によって、どちらがいいかが変わってきます。
私の場合は、ボンダーで、オフする(はがす)時に表面を触らないので、
薄くならないボンダーを使ってます。)

 

 

もちをよくするために使ってますが、相性もありますので、
後々、 ボンダー、プライマー、
使った場合と、使ってない場合も確かめてみてください。
(爪質とジェルによっては、ボンダー、プライマーを使わなくても1~2カ月いる方もいます。)

 

 

 

 

続いて

 

 

流れ④ ベースジェルの塗布

 

次に、自爪の表面全体に
ベースジェル(クリアジェル)を塗っていきますが、
たまに、
ベースジェルを飛ばして、カラーを塗っている方がいます。


私の場合はですが、
カラージェルのカラーが、爪の表面から入り込んで
(染み込む?)
色素沈着になる事を防ぐ為に絶対にお勧めしております。

 

ベースジェルの写真。ボンダーの写真。まずは写真の位置にジェルを置き、キューティクルに向かって押してから下に引きます。次に写真の赤ラインに沿って筆の右側を合わせて右サイドを塗ります。同じように写真の赤ラインに沿って筆の左端を合わせて左サイドを塗ります。この写真のようになります。あとはUVライトで硬化させるだけです。

 

色素沈着を防ぐだけか…
と思われる方もいるかもしれませんが
技術が上達してきた時に、
このベースジェルのやり方次第で、
仕上がり自体を綺麗に美しくするためにする重要な技があるので
是非、
ベースジェルは当たり前にやってほしいなぁ・・と。

 

 

また、写真や動画では簡単に見えますが、
慣れるまではなかなか・・ となりがちです。

 

これは何度もやっていく事で慣れていくので
書いてあるコツをしっかり意識して
セルフジェルを楽しみながら、回数をこなしてください。

 

 

 

ではまちにまった、いよいよ・・・

 

 

 

流れ⑤ 基本デザイン & カラー塗布 (5種類)

 

いよいよ、下記の5つのネイルデザインをしていきます。①~⑤の順番で、少しずつレベルUPしてますので、順にやっていってください。回数をこなせばこなすほど主義が上達していきますので、出来るデザインが増えていきます。

 

下記の画像をクリックすると、
今の続き
(ベースジェル後)から、デザインに入っていきます、
各デザインのページでネイルデザインをしてもらいます

 

各デザインページが終わったら、
またこのページに戻ってきて、
デザインの段階の次
(ページの下)に進んでいきます。

 

  ①デザイン
初級セルフ練ジェルネイルデザイン①のやり方


一番シンプルで基本的なデザイン。

ラメグラデーションなので、
シンプルで簡単そうに見えますが
極めていく上では、シンプルだからこそ
難しいともいえるデザインです。

まずは、塗布することに慣れるためのデザインとして。

 

  ②デザイン
初級セルフ練ジェルネイルデザイン②のやり方


女性人気№1の上品なデザイン

デザイン自体はたんじゅんですが、
ラメの扱いと、
綺麗にグラデーションを表現できるように
意識してデザインしていきます。

まずは、塗布 & グラデーションに慣れるためのデザイン。

 

  ③デザイン
初級セルフ練ジェルネイルデザイン③のやり方


デザインでは王道のフレンチデザイン

デザイン自体は非常に単純ですが、
ラインが綺麗に弾けるかがポイントに。
綺麗なライン、
全部の指で同じカーブを描きます。

塗布&グラデの次段階として、筆の扱いに慣れるデザイン

 

  ④デザイン
初級セルフ練ジェルネイルデザイン④のやり方


指がスラっと、綺麗に見せれる
人気のオフィスネイル。

ラインが綺麗にひけるのか? 

交差する部分のバランスがポイント。

ライン & 筆の扱いに加え、
全体のバランスを考えながらの施術に慣れるデザイン

 

  ⑤デザイン
初級セルフ練ジェルネイルデザイン⑤のやり方


簡単で凝ったように見えるデザイン

カラーのバランスを考えながら
1本ずつひいていくことで
簡単でありながらも
凝って見えるデザインができます

全体のバランスと、綺麗なボーダーライン
いろいろな筆の使い方と、筆の扱いに慣れるデザイン

 

 

 

思い通りのデザインは出来たでしょうか??

 

 

 

デザインが出来た方は

 

 

 

流れ⑥ トップコートの塗布

 

デザインをコーティングしながら形を作っていきます。

 

このトップコートですが、
ただ、デザインの上にたらして塗布している方が多く、
現実、多くのサロンでもそういったお店が多いですが、
デザインの中核がトップコートだといってもいいくらい、
仕上がりに直接関係してくる部分ですので、
初級編でも、仕上がりイメージしつつ塗布していきます。
(上達して技術が上がれば上がるほど、
ネイル技術のレベルがわかりやすい部分であり、習得が難しい部分です。)

 

初級編では、最低限のトップコートの塗布方法を
上級編 & サロン技術上級ではプロのトップコートの塗布方法を

 

当サイトで使っているトップジェルパーマ写真の写真。まずは写真の位置に置き、きゅーてしくるに向かって押してから弾く感じで中心を塗ります。次に、筆の右側を右側の赤ラインに沿って塗ります。同じように写真の赤ラインに沿って、筆の左側を合わせて左サイドを作ります。最後にもう一度ジェルを取り、中心ラインをキューティクルに向かってジェルを浮かす感じで塗るというより置いていきます。ジェルが垂れていく習性を利用してトップをつくっていくのですが、メーカーによって全然違いますので、まずは今使っているトップジェルで、出来る限り綺麗なトップになるようにイメージしながら塗布してください。

 

 

 

どうですか?

 

やり慣れないうちはジェルが扱いにくいので、
綺麗に出来ないと思いますが、

トップジェルに関しては、慣れていくと同時に、
どうしたら最高に綺麗に見えるのか?
と考えながら塗布していってください。

 

初級編なので、難しい部分は大幅に省いてますが、
意識していくことで、
早い段階で ”パッと見の綺麗” さに気づいていただけると思いますので。

 

 

 

次に

 

 

 

流れ⑦ トップコートの形を最終仕上げで整える

 

トップコートで完ぺきに形を整えれるのが一番いいのですが、
綺麗な仕上がりにしようと思うと、
垂れてくる習性を使っている以上
多少の手直しが必要になります

慣れて垂れないようになれば必要ありません

 

そこで、ファイルを使って最後の仕上げの形作りです。
(当然ですが、今回は、あえて、わかりやすいようにやってます。)

 

まずは、トップジェルを硬化した際でた、未硬化ジェルをジェルワイプにエタノールをしみこませて拭き取ります。最近では、未硬化ジェルが出ないジェルもありますが、ここで紹介しているトップコートは、未硬化ジェルが出るので、しっかり拭き取ってください。ちなみにですが、今現在、未硬化ジェルが出ないジェルを使ってない理由もあり、その理由が解決されたら・・・。未硬化ジェルが出ないトップコートがいいですね。垂れる性質を利用して形を作ったトップコートですが、半面、垂れやすいので・・・。上記の写真のようになる場合もありますので、削ります。削りたい部分にすくいあげるようにファイルを当て、垂れているジェルだけを削るようにします。垂れている部分がなくなったら、赤ラインに沿って、馴染ませるために真っすぐ削ります。最後にもう一度エタノールをしみこませたワイプでふきます。常にラインを意識して、凹凸がないようにトップコートを仕上げます。

 

 

これでトップコートは完成ですね。

 

 

 

ここで、ネイルが完成◎

としてもいいのですが、
トップコートの艶がきになるので、

 

 

 

流れ⑧ 艶出し(UVトップコート)を塗ります。

 

艶出しトップコートが必要ないくらい
艶が出るトップコートもあるのですが、
(これの場合は、トップコートの形を整えて完成になります)

私の場合はお客様施術で自由度
&
使い易さが高いジェルを使っているので、
その艶度の高いトップコートが使えなく、
艶出しトップコートを使っている面もあります。

 

UVトップコートの写真。ポリッシュ(マニュキュア)を塗るような感覚で塗ります。UVライトで1分硬化します。UVライトで硬化させるタイプですが、自然にも硬化するので乾かないうちに綺麗に塗布します。この艶出しがなくても十分な艶はありますが、前ページで垂れてしまったトコロを削った時などのカバーにもなるのでお勧めです。

 

 

垂れたトップコートを削ったあとは当然傷が残るのですが、
その上に、
うす~く艶出しトップコートを塗布するだけで、
傷がなくなり、さらに艶もでます。

 

 

 

いよいよ最後になりますが

 

 

 

流れ⑨ 仕上げの仕上げ バリ取り

 

さっきの艶出しトップコート、削り残しも含め、
最後に引っかかり等をなくす

バリ取り

を スポンジファイル でします。

 

スポンジファイルの写真。写真のように削った後に出るバリを取っていく作業です。スポンジファイを写真のように、下からすくい上げるように当て、左右に動かして削ります。次にスポンジファイルの角を爪のカーブに入れ込み手前に動かします。バリがなくなった写真です。写真のように、キューティクルオイルを塗り、もみ込むように広げたら完了です。

 

 

 

 

・・・・ お疲れさまでした。

 

 

 

これでようやくセルフジェルネイルが完成しました。
初めてセルフネイルをされた方は疲れたのではないでしょうか??

 

 

回数をこなせばこなすほど、
考えれば考える程上達していき、
上達すればするほど、
楽しくなりもっとやりたくなりますよね

 

 

 

初級編の最後に

 

初級編のページの目的は、
セルフジェルネイルの基礎 初級編
でしたので
まずはセルフジェルネイルを知ってもらい、
数をこなして慣れていただくことです。


ある程度出来るようになると、
自身のイメージしているデザインやカラーも、
プロ並みの技術や精度を求めなければ、
簡単に出来ますので、順を追ってやってみてください。

 

 

 

 

 

 

もっと上のレベルを目指したい方は

 

もっともっと、セルフネイルを楽しみたい!!
という方には、
上級セルフジェルネイルのページになりますが・・

 

 

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ぜひ、こちらも順を追ってやってみてください。

 

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