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ジェルネイルの流れと基本 実践編
先のページでは
セルフジェルネイルに最低限必要なネイル用品
をおつたえしましたので、
このページでは、
初心者向けにセルフジェルネイルの手順
流れの基礎 を教えています。
そして、
ジェルネイルの流れをわかっていただいたら・・・
早速、実際にやってもらう事になりますので(笑
必要な道具は先のページでご紹介した
・ボンダー ・ベース ・トップシェル ・UV艶出し
・オイル ・ワイプ ・セラミックプッシャー ・ファイル
・スポンジファイル ・筆
を使っていきます。
まず、
流れ① サイディングと下処理
まずは、ネイルデザインをする為の下処理ですが、
初級編では基本的な要点だけの下処理をしていきます。
サイディング
左の状態はやる前の爪の写真ですが、
爪をサイディングと下処理をして、
形を整えていきます。
長さは爪全体のバランスで合わせ
ほかの指とのバランスを見て好みで合わせる。
形(先端のカーブ) は指によってばらばらにならないように、
全部の指と揃えて整えます。
ファイルの動かし方
長さ、形を整える場合の
ファイルの動かし方のポイントですが、
下記の赤矢印を参考にしてください。
自爪とジェルの密着の為に、自爪の表面に傷を入れます。
(現在はファイルのいらないジェルもありますが、
モチと、仕上がりの綺麗さを考えると、ファイルで整える事をお勧めします。)
ファイルや、傷、爪の薄さについて気になる方は、
コチラを参照してください。
ファイル 180グリットを使って、
押し付けずに、軽く持ち、
全体にむらなく傷を入れていきます。
ファイルは力で削っていく性質のものではないので、
力で押し付けるのではなく、
(※詳細は コチラを参照)
凹凸をなくす程度のイメージで軽く、
爪に90度になるように気を付けて入れてください。
(力を入れすぎると爪がうすくなっちゃったりしますし、
90度でないと、綺麗な曲面になりにくいです。)
このファイリング時のポイントですが、
あえて大げさにいうと、爪の周囲(まわり)さえ、
しっかりとファイリングしてあれば、
剥がれる確率が グンッ っと下がりますので、
意識してやってみてください。
(ですが、自爪を薄くしない事も大切です)
サイディングと下処理は、初級では、技術的な問題もあり、
ある程度(趣味レベル)を想定して説明しております。
しっかりレベルupをしたい方や、
お客様に喜んでいただけるレベルを求める方は、
ネイルサロン上級技術コース をお勧めします。
(下処理を完ぺきにしようと思うと、プロのネイリストでもできてない方が多く、
仕上がりにとって、一番大切で、経験と知識が必要になってくる上級以上部分になります。)
次に
流れ② 甘皮処理です
ジェルを付ける前の簡単な甘皮処理(クリックケア)なので、
今回はセラミックプッシャーのみを使って説明します。
(料金を頂いてのケア施術では、ぬるま湯やニッパーを使う事もありますが、常連様(いつもやっている方)の場合は必要ないです。 ケアを本格的にしたい方は、
このサイトでは説明してませんので、ケア専門のページをみてください。
毎月ネイルをされる場合は、少しだけなので、
ほとんど上記のクイックケアで綺麗になります。)
これで甘皮処理は終了です。
次に
流れ③ ボンダー塗布
自爪とジェルの密着をよくするための
ボンドのような役割のモノで、
自爪の表面全体に塗ってUVライトで1分硬化させます
ちなみにですが、プライマーは
爪の表面を溶かしてジェルとのくっつきをよくするもので、
ボンダーは、爪の表面にボンドのようにくっつき、
ジェルとのくっつきをよくする為のものです。
(上級の内容の話ですが、プライマーは溶かしてしまうので、
くっついて溶かさないボンダーがいいか!?というと、
はがし方によっては(溶剤)結局、同じように爪の表面を薄くしちゃうので
オフの方法や、技術、知識、施術の内容によって、どちらがいいかが変わってきます。
私の場合は、ボンダーで、オフする(はがす)時に表面を触らないので、
薄くならないボンダーを使ってます。)
もちをよくするために使ってますが、相性もありますので、
後々、 ボンダー、プライマー、
使った場合と、使ってない場合も確かめてみてください。
(爪質とジェルによっては、ボンダー、プライマーを使わなくても1~2カ月いる方もいます。)
続いて
流れ④ ベースジェルの塗布
次に、自爪の表面全体に
ベースジェル(クリアジェル)を塗っていきますが、
たまに、
ベースジェルを飛ばして、カラーを塗っている方がいます。
私の場合はですが、
カラージェルのカラーが、爪の表面から入り込んで
(染み込む?)
色素沈着になる事を防ぐ為に絶対にお勧めしております。
色素沈着を防ぐだけか…
と思われる方もいるかもしれませんが
技術が上達してきた時に、
このベースジェルのやり方次第で、
仕上がり自体を綺麗に美しくするためにする重要な技があるので
是非、
ベースジェルは当たり前にやってほしいなぁ・・と。
また、写真や動画では簡単に見えますが、
慣れるまではなかなか・・ となりがちです。
これは何度もやっていく事で慣れていくので
書いてあるコツをしっかり意識して
セルフジェルを楽しみながら、回数をこなしてください。
ではまちにまった、いよいよ・・・
流れ⑤ 基本デザイン & カラー塗布 (5種類)
下記の画像をクリックすると、
今の続き(ベースジェル後)から、デザインに入っていきます、
各デザインのページでネイルデザインをしてもらいます。
各デザインページが終わったら、
またこのページに戻ってきて、
デザインの段階の次(ページの下)に進んでいきます。
①デザイン
一番シンプルで基本的なデザイン。
ラメグラデーションなので、
シンプルで簡単そうに見えますが
極めていく上では、シンプルだからこそ
難しいともいえるデザインです。
まずは、塗布することに慣れるためのデザインとして。
②デザイン
女性人気№1の上品なデザイン
デザイン自体はたんじゅんですが、
ラメの扱いと、
綺麗にグラデーションを表現できるように
意識してデザインしていきます。
まずは、塗布 & グラデーションに慣れるためのデザイン。
③デザイン
デザインでは王道のフレンチデザイン
デザイン自体は非常に単純ですが、
ラインが綺麗に弾けるかがポイントに。
綺麗なライン、
全部の指で同じカーブを描きます。
塗布&グラデの次段階として、筆の扱いに慣れるデザイン
④デザイン
指がスラっと、綺麗に見せれる
人気のオフィスネイル。
ラインが綺麗にひけるのか?
と
交差する部分のバランスがポイント。
ライン & 筆の扱いに加え、
全体のバランスを考えながらの施術に慣れるデザイン
⑤デザイン
簡単で凝ったように見えるデザイン
カラーのバランスを考えながら
1本ずつひいていくことで
簡単でありながらも
凝って見えるデザインができます
全体のバランスと、綺麗なボーダーライン
いろいろな筆の使い方と、筆の扱いに慣れるデザイン
思い通りのデザインは出来たでしょうか??
デザインが出来た方は
流れ⑥ トップコートの塗布
デザインをコーティングしながら形を作っていきます。
このトップコートですが、
ただ、デザインの上にたらして塗布している方が多く、
現実、多くのサロンでもそういったお店が多いですが、
デザインの中核がトップコートだといってもいいくらい、
仕上がりに直接関係してくる部分ですので、
初級編でも、仕上がりイメージしつつ塗布していきます。
(上達して技術が上がれば上がるほど、
ネイル技術のレベルがわかりやすい部分であり、習得が難しい部分です。)
初級編では、最低限のトップコートの塗布方法を
(上級編 & サロン技術上級ではプロのトップコートの塗布方法を)
どうですか?
やり慣れないうちはジェルが扱いにくいので、
綺麗に出来ないと思いますが、
トップジェルに関しては、慣れていくと同時に、
どうしたら最高に綺麗に見えるのか?
と考えながら塗布していってください。
初級編なので、難しい部分は大幅に省いてますが、
意識していくことで、
早い段階で ”パッと見の綺麗” さに気づいていただけると思いますので。
次に
流れ⑦ トップコートの形を最終仕上げで整える
トップコートで完ぺきに形を整えれるのが一番いいのですが、
綺麗な仕上がりにしようと思うと、
垂れてくる習性を使っている以上
多少の手直しが必要になります。
慣れて垂れないようになれば必要ありません
そこで、ファイルを使って最後の仕上げの形作りです。
(当然ですが、今回は、あえて、わかりやすいようにやってます。)
これでトップコートは完成ですね。
ここで、ネイルが完成◎
としてもいいのですが、
トップコートの艶がきになるので、
流れ⑧ 艶出し(UVトップコート)を塗ります。
艶出しトップコートが必要ないくらい
艶が出るトップコートもあるのですが、
(これの場合は、トップコートの形を整えて完成になります)
私の場合はお客様施術で自由度
&
使い易さが高いジェルを使っているので、
その艶度の高いトップコートが使えなく、
艶出しトップコートを使っている面もあります。
垂れたトップコートを削ったあとは当然傷が残るのですが、
その上に、
うす~く艶出しトップコートを塗布するだけで、
傷がなくなり、さらに艶もでます。
いよいよ最後になりますが
流れ⑨ 仕上げの仕上げ バリ取り
さっきの艶出しトップコート、削り残しも含め、
最後に引っかかり等をなくす
バリ取り
を スポンジファイル でします。
・・・・ お疲れさまでした。
これでようやくセルフジェルネイルが完成しました。
初めてセルフネイルをされた方は疲れたのではないでしょうか??
回数をこなせばこなすほど、
考えれば考える程上達していき、
上達すればするほど、
楽しくなりもっとやりたくなりますよね
初級編の最後に
初級編のページの目的は、
セルフジェルネイルの基礎 初級編
でしたので
まずはセルフジェルネイルを知ってもらい、
数をこなして慣れていただくことです。
ある程度出来るようになると、
自身のイメージしているデザインやカラーも、
プロ並みの技術や精度を求めなければ、
簡単に出来ますので、順を追ってやってみてください。
もっと上のレベルを目指したい方は
もっともっと、セルフネイルを楽しみたい!!
という方には、
上級セルフジェルネイルのページになりますが・・
- セルフネイル上級について
- ・セルフネイル上級 メニュー&メリット
・セルフ上級で何が出来るようになるか
・セルフ上級を受講したい方へ
も、無料で公開しておりますので、
ぜひ、こちらも順を追ってやってみてください。