プロ並みのネイルジェルの仕上げにするために必要なのは下処理(プレパレーション)ですが、その時に自爪を薄くしてしまっては意味がありません。そこで、自爪を薄くせずにベースを極1枚残す一層残しのオフの方法をお伝えします。

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爪を薄くしない
一層残し
私流
プレパレーション
オフ→下処理
デザインまで

 

ネイルサロン技術上級
一層残しオフ | 自爪を薄くしないオフのやり方

オフ1つでも、いろいろなやり方があり、
サロンや先生によって重点に置いている部分が違うのですが、
ここでは、一層残しというベースだけを残しつつ、
自爪を傷つけない方法、薄くしないオフの方法で、
前回施術した下地をつかってオフするやり方での説明です。

 

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1・色々な爪の種類がある

2・下処理が仕上げの綺麗さを決める

3・お客様もはっきりと気づきます

4・安全が前提 自爪を削る事と一層残しの流れ

5・ファイルの荒さと 爪の表面の傷  図解
ジェルとの密着についての知識

6・初めてのお客様にオフする場合
自爪にファイルがされてない

7・常連様への一層残しオフのやり方
2回目以降のお客様

8・アクセ・ストーンがついているお客様のオフ
オフのやり方

9・マシーンオフでの注意点
早さと摩擦熱と火傷

 

 

 

色々な爪質

 

私は、お客様の爪質、
爪のタイプによって施術方法を変えているのですが、
お客様によって
爪の厚みも、硬さも、大きさも、汗の量も、モチも全然違います

 

 

ご来店いただいた初めの1回は、
どんなタイプの爪質かを、目視ではなく(わからない部分も多い)
決まった施術方法でさせていただき、
結果を見てから、1番爪に負担がかからず、
同時に長持ちする方法でしています。
(お客様によって、オフの仕方も使うメーカーも違います)
※お客様の申告や、今までのサロンでのお話からわかる場合は,
初めからそれに対応した対処方法で施術させていただいております。

 

また、ここでは機械を使った方法を載せてますが、
スクール、冊子・DVDでは、
ファイルの場合、機械の場合、兼用している場合
で説明しています。
※全てのオフの仕方にも一長一短がありますが、機械&ファイルがお勧めです。

 

 

 

爪を薄くしない一層残しオフですが、
言い方を変えると・・・・

 

爪を薄くしない一層残しオフ

仕上がりが凹凸なく綺麗に仕上がる下地処理

と言えます。

 

当サイトでは、
綺麗、上手、の以前に、安全を強調したいので、
””爪が薄くならない一層残し””
と かいておりますが、
シッカリした下準備の知識と、技術で施術することで、
爪が薄くならない上に、全く違った仕上がりになり、
ツルツルで凹凸のない仕上がりになります。

 

 

綺麗、上手に仕上げる という技術部分は、
技術コースのコチラで詳細を説明しておりますが、
知っておいて欲しいことの1つに、
爪の表面の凹凸はお客様からみると一目瞭然です。
※なので、当然、そのお店の技術力をはかる物差しの1つになってきておりますし、
他店に行った時にすぐに差がでる部分です。

 

私達ネイリストからすると、
月に数十人、数百人施術している中の1人のお客様ですが、
お客様から言うと、月に1度だけしてもらうネイルであり、
その後25~30日、毎日細かく見たり、
当然ですが、今まで通ったサロンとも比べ、友達とも比べます (汗

 

 

 

ここ数年ですが、全くの新規様に入って、

 

『こんなに綺麗にしてもらったのはじめて』
と言われることが何度もありました。
※数年と言っても紹介以外で入れた新規様は20人いないくらいですが・・・。

 

この理由の1つに、
仕上がりはネイリストしかわからない技術(自己満足)ではなく、
お客様から見てわかりやすい技術という事があります。

 

それには、流動的なジェルを使用しつつ、
平らにするので下地処理がかなり大切です。

アクリル等の流動性がないもので形を作っていくのは
下地関係なくできますが、
ジェルの流動性があることで、
下地が大きな部分を占めてくることになります。

硬いジェル、柔らかいジェルがありますが、
それぞれの用途に合わせて使う事で便利であり、
綺麗に仕上がる部分にもなってきます。
※この辺は、技術編で詳細に

 

ちなみにですが、
一層残しオフは、ジェルでもアクリルでも方法は同じです。

 

まずは、ここまででわかっていただけたと思いますが、
ジェルの場合は仕上げに直接関わる・・・・・・
下地処理が、まず第一に大切な部分です。

 

 

 

 

爪の安全に直結し、
結果仕上がりに大きく関わってくる

 

※その段階によって、大切な事がありますが、
まずは下地処理が基礎になります。

ここで1つ問題が出てくるのですが、
その下地処理をどの部分でするか?

自爪ですが、ベースですか?カラーですか?
もともと爪が平らで綺麗な方であれば簡単ですが、
いろいろな爪の方がいるので

 

図ではわかりやすいように、大げさに書いてますが、
光を当てるとすぐにわかるレベルで違ってきます。

 

当たり前にしている方にとっては
『は?』 という質問ですが、
先ほど 『こんなに綺麗にしてもらったの初めて・・・・』
と言われていたお客様達も含め
自爪だけでやられている方を多く見ます。
※結果自爪だけで綺麗にしきれず、トップまで引きずっている感じが多いです

 

お客様によって爪が厚い方、普通の方、薄い方と様々ですが、
自爪だけでやろうとすると、当然・・・・
低い部分にあわせることになりますので、爪が薄くなります

 

 

ネイルを長くされている方は、
爪の形、カーブが綺麗になってくのは当たり前のですが、
ネイルをされた事がない方や、長期間空いていた方は、
爪の表面が凸凹だったり、カーブしていたり、と・・・

ネイルを続けられて綺麗になっている方と同じ方法では
通用しないことも多々あります。

そして、私達ネイリストがしている事は、
医療行為ではなく、
ファッションや楽しんでもらうことなので、
安全に楽しんでいただくことが前提です。

 

 

自爪だけで下処理をやりきろうとした結果が・・・・・
自爪がペラペラになったり、
その結果のやけどであり、
薄くなった上での剥がれの元です。

図は、わかりやすくするために単純に書いてますが、
現実にペラペラの状態で初ご来店される方は数ミクロン単位の手の感覚の結果です。

 

 

この上の図のようにしていくと、
当然ですが、どんどん自爪が薄くなっていっちゃいます。

そして多くの方が
””爪を休める”” や、
休めず続けた場合は、

 

上記のような結果になってしまうこともあります

 

もともと自爪の厚い方はそれでも大丈夫ですが、
普通の厚みの方や薄い方が、
””爪を休めないといけない施術””
自体がおかしいと思いませんか??

 

なので、安全性を考えて、
自爪は極力傷つけずに施術することが大切であり、
ソレをするためには・・・

自爪とベースで下処理を完成させることをお勧めしています。
※カラーも含めて少しずつナルク・・・という方法もありますが、
次回の施術を考えるとベースで・・・ をお勧めしております。

 

図は、わかりやすくするためにあえて大げさに書いてますが、
実際の現場では、数ミリ単位、数ミクロン単位の手の感覚もあります。

 

この考え方、施術方法であれば、
新規のお客様(ジェルがついてない裸爪)の場合、
はじめの施術時だけ自爪にファイルするだけで、
次回からは、
自爪をほとんど傷つけることなくネイルを楽しんでいただけ、
さらに仕上がりが、かなり綺麗になります。

 

実際の一層残しの動画は、
下記で説明してます。

 

仕上がり、綺麗な形等の技術編は、お客様ネイル技術になりまして 多くのプロの方も出来てないレベルの技術になり、サロンの差にもなります。 こちらの綺麗な光のラインの通るトップコートの塗布方法でご紹介しております

 

 

一層残の場合は、
初めての施術時のみ、自爪を必要最低限ファイルするだけですみます。
※必要最低限というのは、しっかり密着を良く出来るレベルの意味です

 

ここまでで、物理的に爪が薄くならなく、
長持ちさせれている一層残しの基礎知識をイメージでは理解できたと思います。

 

 

 

 

ファイルの荒さと
爪の表面の傷と
ジェルとの密着についての知識

 

ここで大切な事は、先ほども書いたように
”必要最低限”
です。

その前に、できる限り自爪を痛めずに、
くっつきが最大限になるようにするために知っておくべき事を。
※当サイトでは、できる限りわかりやすく伝わるように、
簡潔に単純にかいております。詳しく知りたい方はご自身で調べて下さい。
※またジェルの質等にもより、ファイルの適番号が違いますので、
””全部が同じではない””とご理解ください。

 

ファイルには目の粗さがありますが、
荒ければ荒いほど
早く削れる=傷が深い=爪が薄くなりやすいですが
早く削れるので、オフの時に一気に削る時に向いています

 

目が細かければ細かいほど
あまり削れず=傷が浅い=爪が薄くならない(←はじめのファイル時)
施術中の少しの直しや仕上げに使います

 

ちなみにですが、
荒い目のファイルでシッカリした使い方をすると、
ルーター等の機械と同じレベルで早く削れ(オフ)るので、
どれだけ削れるかわかりますね。

 

図と数値は、わかりやすくするためにあえて大げさに書いてますが、
実際の現場では、数ミリ単位、数ミクロン単位の手の感覚です。
また、当サイト内の説明では、
爪の表面を溶かして密着をよくしている溶剤は除いて単純に説明しております。
また、一概には言えませんが、
ベースジェルは、流動性の高いもの(サラサラ)ほど、密着が良くなることが多いようです。

 

ファイルの目の数値をみてもわかる様に

 

 

いろいろなタイプのジェルがあり、一概には言えませんが、
(ファイル)の荒さと密着は関係が深いです。
(単純に、引っかかりという部分でも、摩擦があるので想像しやすいと思いますが。
粗ければ粗いほどいい!という単純な話ではありません。)

 

それぞれのジェルの特性に合ったファイルの番号がありますので、
それを参考にしつつ、
1人1人のお客様の爪質に合った施術が大切になってきます。

 

 

ここで、

じゃ、
単純に長持ちしそうだから荒いのですればいいじゃん・・・
となると、
爪の薄い方には怪我の原因や、
2~3回施術したら爪がしみる・・・
等々の原因になるうえ、
密着度(モチ)を考えると、荒ければいい・・・
という事ではありません。

 

じゃ、
安全に極細かいのですれば・・・・ となると、
はがれやすくなったりします。
なので、目の前のお客様の爪の状態をしっかり確認し、
それぞれの状態に合った施術を提供していくことが大切になってきます。

 

・・・・が、
やってみないとわからない!!
という部分も多々、かなりありますので、
接客の技術部分になりますが、
お客様の爪質がわかるまで、お客様が納得できる説明をして、
安全を第一に考えた施術し、
もった期間や、1ヶ月後の様子をみて、
それをふまえ、2回目、3回目で1人1人のお客様に合った、
長持ちして安全な施術をしていく・・・
のが1番確実であり、
お客様にとって有益になる事です。
当然ですが、これから数年付き合っていくお客様という前提で考えてますので、
1人1人にしっかりした対策をしないと結果は出ません

 

1人1人のお客さまをしっかりみていく事で、
お客様も ”信用できるかかりつけサロン”” ができ
私達ネイリストも ”安定した経営” が出来ることになります。

この1人1人のお客様にしっかり時間を使う方法等は、
利益を度外視しているわけではなく
経営方法と結果から言ってますので、
大手様とは考えが違う場合もあります。
詳しくは経営開業編で

 

 

 

 

初めてのお客様施術の場合
(自爪にファイルがされてない場合)

 

簡単に書くと、

初めてご来店いただいたお客様には、
今から説明する安全を第1に考えた、
でも、通常の生活上では長持ちする、
オールマイティな下処理をして、
次回にご来店いただいたときの結果、様子をみて、
もっとお客様に合った施術をしていく

という事です。

 

同じような爪の厚み、爪の硬さのお客様でも、
爪質、生活環境によってモチは全然違いますし
次月にご来店された時の綺麗さも全く違いますので。
※あまりにも表面に傷が入っている場合は、次から表面だけはハードにしてみたりの工夫も、
ベースには関係ありませんが ソフトよりは傷が入りにくいので、
多少手間になっても、それぞれのお客様に合わせていくという部分では大切です。

 

もちろん、その反面、
元々が極端に剥がれやすい方であった場合、
2週間、3週間ではがれた!!
と怒られることもあるかもしれませんが

 

 

このようになってしまわれるよりは・・・・
いいですよね。
(※画像の使いまわしですみません(;´・ω・))

技術云々の前に、
安全に長く他健康に楽しんでいただくのが最優先なので。

 

 

また、経験を積むことで、
爪を見たり、さわったり、少しファイルしたりするだけで、
ある程度の判断はできるようになりますので、
それができるようになるまでは、
上記の写真のようなお客さまを増やさない為にも、
初めてのお客様には常に安全を優先してください。

 

 

お客様の中にはかなり極薄付きが好きな方もいますが、
ジェルの種類で流動性が高いものを選ぶ(薄く施術できる)などの対策をして
自爪に関しては薄くせずにベースよりも上の部分で工夫します。

 

信じられませんが、薄付きがいいといったら、
自爪をかなり薄く(ペラペラ)された・・・ という方もいますので (汗
※メーカーによっては、薄付きにするとカラーがでにくいものもあるので、
そういった場合は、顔料の多いメーカーをつかったりしますが、
その反面、固まりにくかったりしますので、調整が大切ですね。

 

技術コースにも書いてある事ですが、
いかにも剥がれやすいお客様、
元々爪が極薄で、多汗症で、柔らかい等の場合は、
傷を入れなくてもいいメーカーのジェルに+α・・・
といった工夫も必要になってくることもありますが、
どちらにしても、
””自爪が薄くなるのは当たり前”” ではなく、
””自爪を薄くせずたのしんでもらえるように””
を常に考える事が大切だと思います。
※よほど厚く、ゴワゴワしている場合は必要に応じて削りますが

 

ネイリスト、経営者としては、
評判の為・・・や、
技術が高い!!と思われたいため、
初めてご来店されたお客様だからこそ、
2ヶ月、3ヶ月もつようなネイル施術をしたいと思うのは当然ですが、
だからといって、
自爪を薄くしちゃう行為は絶対にやめて欲しいと思います。

技術があるからこそ、
お客様の自爪にできる限り負担をかけず、長持ちする施術方法を
人によって、爪質によって、
1人1人に合わせてする事が大切だと思っております。

 

 

 

 

常連様や、
他店様から移動されてきたお客様への一層残しオフ

 

ネイルが付いているお客様のオフの方法になりますが、
常連様に関しては、
前回、自身がやった施術なので大丈夫なのですが、
他店様からきたネイルのついているお客様には注意が必要です。

 

施術にはイロイロな方法があり、癖があり、
経営者の考え方、使っているものと影響してきますので
オフしてみたら、
すでに爪自体が薄くなっちゃってる場合が残念ですが多々あります。
(オフしてみたら、既にヒリヒリする状態や、赤みがあったり、爪の中を火傷している状態)

 

綺麗なベースの処理の為にも、
他店様からのお客様は、1度、綺麗にとってしまったほうがいいです。
(どんなベースを使っているかわからないのと、使っているジェルが合わなかったり、
下処理がわるいと浮きの原因になるので)

 

 

常連様の場合は

 

となるので、自爪が薄くならないし、
爪を休める必要もありません。

 

 

オフの手順としては、
各個人のやりやすい方法でいいのですが、
なぜ自分はそうしているのか!? と理解してする事は、
どんな事を、何をするにしても大切です。

 

 

ココでカラーがなくなるか・・ どうか・・・
でとめておくのが、
次の下地作りを綺麗にするコツになります。

時間を考えると、もっと一気に・・・
とも思えるのですが、
先も言ったように、下処理は大切なので、
その後はファイルで・・・・ となります。

 

この時の注意ですが、常に刃をきれいにしておくのと、
アクリル等の硬い場合でも、1度で大きく削らないです。

力を入れれば入れるほど、摩擦が増大し、熱が発生します。

当然お客様は熱いし、爪は薄くなるし やけどの原因になります。
(時間は短縮できますが、お客様に不利益では全く意味がないです。)

 

まれに、(目が詰まった)マシーンで、
”力を入れたほうが早く削れる”と思っている方もいるようですが、
マシーンの刃が、シッカリ食い込んでいるかと意識したほうが、
綺麗に早く削れます。

そして、目が詰まったマシーンは、
お客様がかなり熱いし、火傷の原因にもなります。

 

コレぐらいの状態からはファイルを使用して、
オフと言うよりは、
次の段階の為に、綺麗な下処理をしていきます。

 

 

 

最後の下処理仕上げでファイルを使う理由ですが、
爪は局面になっています。

マシーンでは、縦の動きで削るので

 

(マシーンでも横の動きもできますが、横のラインがついちゃいますので、効率を考えると縦の方が確実で効率的)

 

マシーンだと、どうしても、細かい列になりやすいので、
ソレをファイルでもっと曲面にならす作業と、
自爪を傷つけずに一層残しをするためには、
やはり、手、指の感覚での作業が必要だからです。
※一層残しオフの動画を参照してください

 

ファイルで全体をならすことで、
一層残しをすると同時に、曲面を綺麗にしてオフ完了です。
※ファイルの削りも、常にあたる部分は一部分なので、
曲面をイメージして動かすことが大切です。
でないと、ファイルでも同じガタガタになっちゃうので。詳細は技術部分で。
こうすることで、オフと同時に、次の施術の為の、
ツルツルで凹凸のない綺麗な下地が作れます。

 

 

 

アクセサリーや、
ストーンが付いているお客様

 

ストーンや、アクセサリーが付いている状態のオフで、
効率よく、またお客様にも痛くなく、
爪も傷つけないようにとるのですが、
いきなりニッパーで取ろうとするとお客様は痛いです。

また、
仕上げのジェルの下に入っている場合も多いです。

 

オフには関係ないのですが、
ストーンやアクセサリーは、仕上がり(トップ)の上につけたほうが、
輝きや、見た目も綺麗ですが、反面取れちゃうことも多いです。
※技術編で詳細な説明と手順を

なので、仕上げのジェルでかぶせる場合がおおいのですが、
そうすると・・・
ジェルに細かい傷が入ると、輝きが失われます。
(ガラスと違いジェルは傷がはいりやすい)
※この場合は、トップのジェルを工夫する事で回避できますが。

 

これはお客様にメリット、デメリットを伝え
選んでもらう事が多いです。

ネイルを気にしず、普段の生活、楽しんでいただく為に、
私はかぶせるほうを勧めていますが、
ブライダルに関しては、輝きが増すので、
仕上げの上につけることをお勧めしてます。
※詳細は技術編で。

 

 

小さなアイテム(ストーンやアクセサリー)であれば、
飛ばしちゃったりもしますが
大きいものであれば、
取りやすくしてからニッパーで取る方法がいいです。

※ニッパーでムリにとったりする方もいるようですが、
てこの原理で爪に傷が入ったり、折れたり、
自爪にラインがついてしまうので、
簡単に取れる状態にしてから取るようにして下さい。
※私自身、セルフでのオフの時は、結構もしますが、お客様には絶対NGです。
※動画⑯(マシーンである程度削ってから、ニッパーで取っているトコロ

 

早い段階で爪上を平らにしていくと、
その後の作業がスムーズになります。

 

 

 

マシーンオフでの使い方の注意点

 

マシーンに関しては、
いろいろなサイトで使い方が説明されていますので、
使い方自体は販売元のサイトを参照して下さい。

ココでは使い方以前の問題を。

 

セルフの場合は問題ないですが、お客様にされる場合、
技術云々の前に注意するべきことがあります。

 

マシーンは高速で回転しているので熱をもちやすく、
切れない刃のマシーンをプラスチックに強く押さえつけると、
溶けるくらい熱をもちます。

それをお客様の爪の上で作業しているわけですが、
熱いのが当たり前ではありません。

 

 

本来の削り方は、刃で切って(削って)いく事なので、
切れがよければ押し付ける必要がないです。
(切るのも摩擦が生じますので熱をもちますが、押し付けるのとは違う温度の熱です。)

ザクザクと刃が削っていくイメージで、
グーと押し付けてギューと削っていくのではないです。

 

今まで他店様からご来店いただいたお客様の中には、
マシン使用中に ”熱い” と伝えたところ、
『マシーンでは当たり前ですので・・・』
と言われて、最後までマシーンのみでオフされた方や、
中には、”熱い”と伝えたところ、
嫌な顔をされた上に、爪の中を火傷してしまった方、
マシーンがはねて、指に当たり、怖い思いをした方もいました。

 

これは、
マシーンのレベルに合った使い方をしていないからだと思います。

 

マシーン = 熱いものではない

 

本来は、お客様の時間を大切にするのと同時に、
私達の作業が楽になり、時短にもなる道具です。

 

お客様の中には、敏感な方もいますし、
爪の薄い方、怖がりな方もいます。

マシーンの使い方は1つではないので、
お客様にあわせて使うことが大切なのと、
まずは、安全を前提に施術し、
大丈夫とわかったお客様には、次回からもっと時短を・・・
等と考える事が大切です。

 

誰かに習ったからと言っても、
その方独自の気をつけている部分があったりしますので、
真似っこで、お客様が嫌な思いや、
熱い思いをするような方法は間違いです。

 

さらに、”どうしてもマシーンが怖い!!”
と言われるお客様もいますので、
そういった場合はファイルで・・
という事も視野に入れてください。
(他店様で熱い思いや、火傷をされた方には、マシーンが嫌いな方も多いです 汗)

 

 

ファイルは確かに疲れますが、
慣れてしまえば、
マシーンに比べて、多少時間がかかる・・ 程度なので、
お客様の安全と、満足を優先させる為にも・・・ と思います。
(ザッとマシーンで、後はファイルとかも)

 

そして、何にしてもですが、速さを競う方がいますが、
私達の目的は、お客様の満足度です。

熱くて、怖い思いをさせて、
火傷をする方が沢山いる現状では、
まずは安全100%を確保し、
できるようになった方から、速さを意識していくのがいいです。
※当たり前ですが順番が出来てない方が多い

 

 

もちろん、熱くヒリヒリしずに曲線が綺麗で早い!!
が一番ですが、
それが出来る様になるまでは、
多くの経験と知識と練習が必要になってっくるので、
そうした事がわかる様になるまでは、
”一気に削ろう” とするのではなく、(かなり熱をもつので)
”数回にわけて動かす”といった工夫をしつつ、
お客様が安心して、安全に楽しめる技術を提供することが
何よりも必要なことだと思います。

 

 

際の部分もそうですが、
慣れるまでは、マシーンで行う必要はありません。
ファイルでも時間はそう変わらないので。
(ファイルをうまく使いこなせていれば)

マシーンでは、弾いたりして急に動くこともあるので、
今の自分のレベルに合わせて、 経験と知識を増しながら、
お客様の安全を第一に考えつつレベルupしていくことが大切です。。

 

 

他店様から、当店にご来店くださるお客様
ご新規様でこられるお客様で、
ケガをした爪や、ネイルが怖い、マシーンが怖い・・・
という悲しい声を聞くことが多々あります。

なくなってほしい!
なくならないといけない!!
がこのページを作った目的です。

 

1人でも上記の画像のような方が減ることを信じて、
このページを作成しましたが、
常に、何かをする時の方法は1つではありません。

 

経験を積んでいく上で得られた知識を元に、
もっと、もっと、お客様の有益になるように
さらに自分なりの方法を進化させていって下さい。

 

 

 

綺麗な下処理が出来るようになったら、
次は綺麗な仕上げの段階に入ります。

 

綺麗な仕上げには2つ大切な部分があり

 

プロの仕上げ・光のラインの作り方
プロの仕上げ・光のラインの作り方
・プロの中でも差が出る仕上げ方法
・光のラインを出すトップの塗布方法
・トップのトップを綺麗に出す方法

 

プロの仕上げ・全体のバランス
プロの仕上げ・全体のバランス
・お客様に満足してもらえる眼力
・細部に神は宿ります
・お客様に合わせた黄金比率を見つける方法

 

 

 

 

 

セルフの枠を超えて、
ネイルを仕事としていきたい方は
コチラの開業経営を参考にしてください

 

開業&独立 上手に開業する方法
開業&独立 上手に開業する方法
・全く0からの開業経営
・私は4回 全部1人で開業してます
・サロンの集客~電話対応~クレーム対応~施術の流れ~次回予約~紹介
まで
・常連様で予約枠を全部埋める接客技

毎週・水曜日と土曜日にネイル動画をUPしてます。

コメントで頂いたリクエストにそって、
やり方説明、デザイン手順、現場での手法などはもちろん、

メーカーから送られてくる新商品、
新しく発売されたアイテム

と、様々なネイル技術、使い方を随時UPしています。


お気軽にコメント頂けると嬉しいです。


You Tube
ネイルデザイン

毎週 水・土
NEWデザインUP中